ドッグフードの防腐剤

どんなに栄養バランスの整った良いドッグフードもすぐに腐ってしまっては愛犬にあげる事が出来ません。 ドッグフードを長持ちさせてくれる防腐剤はほとんどのドッグフードに含まれています。

防腐剤には、品質を良い状態で長く保ってくれる役割があります。
手作りドッグフードとちがって、市販のドッグフードには、なくてはならない存在です。
防腐剤には、化学物質を使用したものと、天然由来のものを使用したものがあります。
天然のハーブなどを利用したものは犬にとっても、人間にとっても、害が無いものになります。

安価なドッグフードの中には、人間の食品では、使用が禁止されているものも使われている場合があります。
BHA、BHT、エトキシキ、アフラキトシンといった防腐剤は、発がん性があるといわれています。 またソルビン酸カリウムという防腐剤は、過剰に摂取することによって、発育に影響が出たり、肝臓の機能に問題が起こることがあります。

少量であれば、健康被害が無いと謳っていたとしても、毎食口にするドッグフードに含まれていたのでは、蓄積されてしまい、少量という言葉では済まされない量になってしまいます。
極端に、品質保持期間が長い商品などは、防腐剤が大量に使用されている事が考えられます。
本来犬の体に必要ではない化学物質が蓄積されることにより、弊害が無いとは言い切れません。
防腐剤や添加物を使用せずに無添加で作られているドッグフードも存在します。
家庭での保存方法に気を付ける事が出来るのであれば、犬にとって健康的なものを選択するのも方法のひとつです。