安全性の高いドッグフードとは

家族の一員でもある愛犬には、飼い主は、いつまでも健康で長生きしてほしいと願うものです。
では、毎日与えているドッグフードは、果たして安全なものなのでしょうか。

安全かどうかを簡単に確かめるためには、まず、ドッグフードのパッケージの成分表示を確認する必要があります。
成分表示は、材料に使われている物の多い順に、表記することになっています。
犬は、元来肉食であったため、タンパク質である肉の表記が望ましいといえます。
安価なドッグフードなどは、ドッグフードをかさ増しする為、穀類をメインに作られている事が多いのです。
穀類の消化は、犬は苦手としています。
穀類を食べ過ぎると、穀物アレルギーや、消化不良によりおなかを壊してしまう原因になります。
一番初めには、肉の名前が明記されているものが犬にとって良いといえます。

肉と言っても、鶏肉、鹿肉、馬肉、など何の肉なのかが明記されている事が重要です。
肉由来、ミート、ミールなど、肉を連想させる表示でも、何の肉なのかが分からないものは、どういった動物のどこの部位が使われているのかが分かりません。
本来食用とされない廃棄寸前の肉や、排泄物などが混ざっている場合でもそのような表記が可能だからです。

食品添加物についても、注意が必要です。
人間の食用には使ってはいけない食品添加物や、保存料も、ドッグフードには配合しても良い事になっているからです。
本来犬には必要のない化学成分であるBHTやBHAまたはエトキシキンなどといった添加物は、一食分はわずかな量であっても、毎食食べる事によって膨大な量となってしまうという事を認識する必要があります。